バーコードファイター(5)

さくらは中古ゲーム屋で「ホーリー・マウンテン」というゲームを発見。
それは特殊なバイオバーコードが内臓され、よりリアルなゲーム体感ができる代わりにゲームが終了するまでバイオバーコードに脳幹を支配され続けてしまう危険なゲームだった! ゲームの中に取り込まれ、囚われのお姫さまとなったさくらを救うべく烈たちもさっそくゲーム開始!! はたして、擬似世界の中で無事さくらを救い出すことができるのか――!?看護師のベスは医師のトニーにずっと惹かれていたが、プレイボーイと評判の彼が振り向くことはないとあきらめていた。
そんなある日、ベスは偶然トニーと外科部長との会話を耳にする。
トニーが昇進するためには、結婚しているほうがいいというのだ。
ベスの突然のプロポーズに、トニーは呆然とした。
だが、考えてみれば願ってもないチャンスかもしれない。
彼女は美人だし洗練されている。
妻としていい役割を果たしてくれるだろう。
トニーはすばやくベスにキスをした。
グラントにかけられた殺害容疑を晴らすため、アンナはその夜彼と過ごしたことを証言した。
釈放された彼とふたたび愛し合えると思ったのもつかのま、グラントは心を閉ざし続けていた。
彼はいずれここを去る身。
アンナとのことは単なるひとときの戯れにすぎなかった。
傷つくまいと、アンナは距離を置こうと決意した。
だが、なぜかグラントは彼女のそばを離れようとはしない。
ひょっとしてまだ私たちに未来はあるのかしら?そんなアンナの望みは、彼の言葉によってついえた。
リバティーは恋人の浮気現場を目撃したうえに、不注意な運転のせいで最新型のベンツと接触事故を起こしてしまった。
車から降りてきた男性は、弁償するという彼女の連絡先もきかず自分の名刺を渡すと、立ち去ってしまった。
いったいどういう人なのかしら?父と出かけたロンドンの高級ナイトクラブで、あの男性カーターが有名モデルと親しげにしていた。
彼女に気づいたカーターは、大胆にも誘いを仕掛けてきた。
「もしディナーにつきあってくれたら、保険のことは忘れよう」不動産業界で働くキャリーは、地区の再開発を考え直してもらうため、業者の会長を訪ねた。
だが現れた人物を見て、キャリーは恐怖と驚きにあえいだ。
夫のニックが会長ですって?挙式直後、夫の浮気現場を目撃し、屋敷を飛び出して一年。
行方をくらましたつもりだったけれど、夫の罠に、ついに捕らわれてしまった。
屋敷に戻って彼の跡継ぎを産めとニックは言う。
素直に従えば、望みどおり地区の再開発を見直すとも……。
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