はいすくーる仁義(4)

ようやく日の入り山荘の本殿に潜入した情二は無事黒井を助け出し、権現をオトリにして山荘に火をつけ脱出する。
山荘を燃やされた権現は、何としても情二を抹殺しようと殺し屋・柳生を送り込んだ。
柳生は一瞬のスキをついて情二を刺そうとするが、教え子のアキラが身代わりとなって刺される。
アキラは以前母親のことで情二に助けられていたため仁義を通したという。
アキラの「ハイスクール仁義」に応えるために、情二は権現相手に一人闘いを挑む。
そこに陣内と清川も参戦し、新宿を舞台に戦争が始まった!同僚の教師・白鳥礼子に惚れた情二は、毎日礼子のことで頭がいっぱい。
そこに、新任教師としてやってきた山下が礼子に猛烈アピール。
負けじと礼子にアピールしたい情二だったが、保健教師の豊松に邪魔される。
豊松は閻魔組の早乙女組長の情婦だったが、情二に惚れていたため組長にお願いして同じ高校の保健教師にしてもらったのだ。
そんな時、登校拒否をしている礼子のクラスの生徒を登校させるため、情二と山下の戦いはさらにヒートアップする!新宿でトラが逃げて大騒ぎになった。
そのトラは昔、情二が極道の修行に行った畑親分のところで飼われていた“文太”だった。
でも野生に還されたはずの文太がなぜ新宿に!? しかも、報道によれば、文太が暴れたために負傷者も出ているという。
このままでは文太は銃殺されてしまう。
「世界中敵に回しても、ワシが助けちゃる。
絶対助けちゃる!」新宿へ向かった情二は、ようやく文太と再会するのだが…。
そこには変わり果てた文太がいた。
大阪・御仏組の東京進出に伴い、広島からマル暴担当の番場刑事が上京した。
情二は広島にいた時から番場には全く頭が上がらず、おまけにプロレス好きの一人娘・弾子にベタ惚れされていた。
そんな折、番場が御仏組系・闘魂会に拉致される。
弾子に笑顔を取り戻すため、情二は陣内とともに番場を助けに向かうのだが・・・。
その前に、闘魂会組長・人喰いアギトが立ちはだかる!鑑別所に入っていた3年生の座間貫一が復学した。
座間は一年生の時に国体のボクシングヘビー級で優勝という逸材だったが、荒れた生活から暴力団員十数名を半殺しにして鑑別所に入っていたワルだった。
座間は早速情二を潰そうとするのだが、まんまと情二の策略にはまり敗れる。
何としても情二を潰したい座間は、鑑別所で知り合った四天王と恐れられた殺し屋たちを招集する。
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